| 新年・春 |
![]() |
はや見ばや神の社の初明かり 里の川若水あつめ青みけり 梅の香を纏ひて出ずる菅大社 |
|
子等去りて独居の家初湯かな 鹿も伏す修二会の宵の寒もどり その昔武士も見ん城の梅 |
|
![]() |
人去りてなほ深まりぬ花の冷え はる雨や音のかそけき傘のうち
|
|
粗むしろ伏して仰げば花流れ わが家の祖に供えむ桜切る 名折れかな花の京を見ざる人
|
|
![]() |
男舞い女の唄う花の下 廃校の静寂の庭に桜散る
|
|
シロツメの花冠や里乙女 わが国に戦なくして桃さけり 狭間より早芽を出すは薺かや
|
|